NHKから「特別あて所(どころ)配達」という普段聞き慣れない封筒が、ある日あなたの家に届いたらどうしたら良いと思いますか?
そもそも特別あて所配達って何なのか、NHKから届いた封筒の中身は何が入っているのか、見たいような見たくないようなフクザツな気持ちになりますよね。
この記事ではNHKから特別あて所配達が届いてからの対策・対処方法を始め無視したり受取拒否が出来るのか、してもいいのか等を詳しく解説しています。
NHKと受信契約する際の注意点も記載していますので、ぜひ最後までご覧になっていって下さいね。
特別あて所配達とは?
日本郵便、氏名なくても配達 NHK受信料徴収に活用https://t.co/e4dVKt99UV
宛先の氏名が不明でも郵便物を配達する「特別あて所配達郵便」を、日本郵便が21日から試行導入します。NHKの受信料徴収業務への活用を想定しての導入となります。 pic.twitter.com/U3Ad4ukf3g
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) June 3, 2021
特別あて所配達郵便とは(日本郵便HPより)あて名がなくても、届け先の住所さえ記載されていれば、その住所に手紙やはがきを届けてくれるという有料サービス
です。
そこに住んでいる人がいったい誰なのかわからなくとも郵便を届けてくれるって、誰がこんなサービスを使うのか、というとそう!まさにNHKのためにあるようなサービスなのです。
マンションなどの集合ポストで郵便受けが閉じられてないと誰かしらが住んでるように思いますよね。
NHKは名前すら知らない誰かに特別あて所配達で封筒を送っているわけですね。
NHKが予算を割いて特別あて所配達を送って、いったいどれだけの成約に繋がっているのか、ぜひNHKさんには効果検証結果を公表して頂きたいところです。
個人的には特別あて所配達に回す予算分をNHK契約料引き下げに回して頂いた方が、よっぽど国民の理解を得られるんじゃないかと思いますがねぇ。。。
NHKからの特別あて所配達の中身は?
郵便ポストに、
「特別あて所配達」と赤字で書かれた封筒が入ってた。
これは、住所又は居所のみを記載した郵便物です。
と下に書いてある。つまり宛名がない郵便物。
料金後納郵便で来てる。
中身はこれ。テレビ無いから何もしなくていいってことなんだけど、
徴収する側はとる気満々だ。 pic.twitter.com/OwppTPrhaM— Ackey ◆ 9/30 京都 木屋町 わからん屋 (@Ackey_Japan) May 11, 2023
NHKから届く特別あて所配達の中身は次のようになっているようです
。
- NHK放送受信契約のお願い
- NHK放送受信契約書 兼 住所変更届
- 衛星放送の視聴についてのお知らせ
- 放送法の抜粋と日本放送協会放送受信規約
- 返信用封筒
- その他(値下げのお知らせ等)
要はNHKと契約するのに必要な書類一式ですね。
NHKが見れるなら、契約する義務があるので必要項目を記入して返送したほうが良さそうです。
もし、NHKが見れないのに(例えばテレビ置いてないのに)ある日NHKから特別あて所配達が届いてしまった時の対策については次で説明しています。
NHKからの特別あて所配達の対策は?
防具を装備…する必要はないですね(笑)してたらただのアブない人になってしまいます(笑)
NHKから特別あて所配達が届いても、実はなーんにもする必要がありません。
ただし、あくまでもNHKが見れない環境であることが前提です。
では詳しく解説していきましょう。
NHKからの特別あて所配達は無視して大丈夫?
NHKから届く特別あて所配達は無視して大丈夫、むしろ無視することをオススメ
します。
その根拠は次の3つの理由があります。
- 差出人であるNHKはあて所に誰が住んでいるのかすらも把握せず送っている
- 入居者が居て、かつNHKと契約していない住所に送り付けているだけ
- 反応があれば業務委託しているNHK料金徴収員を向かわせる可能性がある
ポスティングされるビラ広告とほぼ同じで、中にはまれにビラを見て申し込む人もいるかもしれませんが、大抵のビラはそのままゴミ箱へポイですよね。
ビラの扱い同様、NHKからの特別あて所配達は無視しましょう。
NHKからの特別あて所配達を受取拒否しても大丈夫?
NHKから「ここに住んでるやつ、名前は知らんけど契約しろ」って郵便が届いた。特別あて所配達は署名捺印なしで受け取り拒否できます。
一回拒否ったはずなんやけどなー。 pic.twitter.com/BTF9Worr41
— しんや(どぎーまん) (@shinyadogidogi) May 1, 2023
このような届いた封筒に【受取拒否】と書いてポストに再投函する方法がオススメされてますが、私個人の考えとして受取拒否するのは全くオススメできません。
なぜかというと、受取拒否したことが送付元のNHKに伝わることで、その住所には拒否する人が存在していることがNHKにバレてしまいます。
NHKからすれば、人が住んでいるならテレビを所有している可能性大、NHK新規契約チャンス到来とリストアップされてしまうので、ポスティングされたビラと同じく無視してポイっとし続けた方がいいでしょう。
NHKからの特別あて所配達を返送しても大丈夫?
そもそもの前提ですが、地上波が受信できるテレビやカーナビ・ワンセグテレビ等をお持ちの場合はNHKと契約を結ぶ義務が発生します。
これらの機器をお持ちの場合はNHKに返送して契約する義務があるようです。(罰則はなし)
もし特別あて所配達を返送をした場合、NHKとしても何かしらの確認をしに委託業者が訪問してくる可能性もあるので、決してNHKに個人情報を与えずに無視し続けるのがいいと思われます。
NHKからの特別あて所配達がしつこい時の対策は?
ただ延々とポスティングされ続けるビラほどうざいものはないですよね。
気持ちはわかりますが、リアクションすべきではないでしょう。
ガマンして無視し続けるのが一番良い対処法だと思われます。
NHKからの特別あて所配達が届いた後に受信契約しても大丈夫?
NHKから特別あて所配達が届いて暫く経った後に受信契約しても大丈夫は大丈夫です。その際に必ず注意するべき設問は、テレビ設置年月日(自己申告)
です。
テレビ設置年月日を虚偽記載して過去分を遡って請求されたというケースは調べた限りではありませんでした。
そもそもNHK側が契約者がいつからテレビを保有している、なんて証明をすることは不可能です。
よってテレビ設置年月日の自己申告を「正直に」記載するかどうかはあなた次第です。
NHKと受信契約が必要な場合
NHKの放送が受信可能な携帯電話・スマートフォン、カーナビ、あるいはパソコンについても、放送法第64条によって規定されている「協会の放送を受信することのできる受信設備」であり、受信契約の対象となります。その他のNHKのワンセグ放送が受信できる機器についても同様です。NHKよくある質問集より
NHKと受信契約が必要ない場合
上記解釈を踏まえると、NHKが映る媒体が無ければ契約は必要ないということです。
もしくは地上波に対応していないチューナーレステレビや地上波が映らないパソコンやスマホ、カーナビなら契約の必要はありません。
NHKからの特別あて所配達の対策は?無視や受取拒否をしてもいい?のまとめ
さて、NHKからの特別あて所配達の対策は?無視や受取拒否をしてもいい?についてまとめました。
- 特別あて所配達とは、あて名が無くてもその住所にハガキや封筒を送れる郵便局による(NHKのためにあるような)サービス
- NHKから届く特別あて所配達の中身はNHKの契約書類一式である
- NHK特別あて所配達の対策は一切のリアクションをせず、無視し続けることが一番良い
- NHK特別あて所配達が届いたあとにNHKと契約をしても大丈夫!
- その際、テレビ設置年月日は自己申告である(ので正直に申告するかはあなた次第)
いかがでしたでしょうか。
NHKから特別あて所配達が届いたからといって焦る必要はカケラもないので、冷静に対処する一助になれば幸いです。