NHKbs見れるけど地上波契約しかしておらず、ある日いきなり衛星契約のハガキが届いてしまいどうしたら良いかわからないという方向けの記事です。
NHKbs見れるけど、NHKbsを見たらバレるのではないかとか、過去分を遡って請求されるのではないか、などハガキ一つでかなり不安になりますよね。
今、地上波契約だけしているけど、どのようなケースだとNHKbsの衛星契約が必要になるのか、この記事では対処法などを詳しく解説していますので、どうぞ最後までご覧になっていってくださいね。
地上波契約のみでNHKbsを見たらバレる?
NHKと地上波契約はしてるけど、リモコンのBSボタンを押したら…と試したことはありませんか?
安心してください。
ただ見ただけならNHKbsを見ているとバレることはありません。(2023年8月現在)
ではどういったケースの場合NHKにバレるのか、具体的に解説していきましょう。
アンテナや回線が設置されている
戸建て・マンションの建屋にBS・CS受信用のパラボラアンテナがある場合、NHKの料金徴収員はBSが受信できる環境があると判断しています
。
失礼します。
以前BSパラボラ付きアンテナを立てたらNHK集金人が来たので、パラボラだけ外したら来なくなりました。
カーナビでも支払い義務があるそうなので、集金人に目をつけられないようにアンテナ撤去が望ましいと思います。— lotta7(ロッタセブン) (@t_lotta7) July 5, 2023
屋外から目視できる範囲にパラボラアンテナがある方は、「BS放送でNHKbsを見ている可能性がある」と判定される
ようなので気を付けてくださいね。
「受信機設置のご連絡のお願い」に従った
ホテルのテレビ、NHK BSは【受信機設置ご連絡のお願い】が表示されてジャマー。 pic.twitter.com/lJizJGOtSS
— 赤井孝美 Akai Takami (@akai_takami) July 24, 2022
これは確かに邪魔ですねー。
「メッセージの消去方法は…」を進めていくとNHKに連絡することになり、つまりは個人情報やB-CASの番号を伝えてしまうと「NHKbsを見れる環境にある」ことが確定してしまいます
ちなみに、録画をするとあの邪魔くさいメッセージは反映してこないようなのでご参考までに。
NHKの衛星契約は遡って請求されることはある?
過去に遡っての請求とはさすがNHKだな。。。。#NHK pic.twitter.com/sNrPvCFhU0
— お月見🎑公訴時効 (@bnr32nekomimim1) December 16, 2017
地上波、衛星契約のNHK料金は遡って請求されます
。
NHKの公式ページに「消滅時効は5年」と記載されており注釈で「時効の申し出があった場合には」と書いてあるので、万が一5年以上遡って請求が発生する場合は必ず「時効の申し出」をするようにしましょう。
「時効の申し出」をせず、NHKbsの衛星契約を進めてしまうと高額請求されるケースも過去あったようです。(ヤフー知恵袋より)
NHKが勝手に衛星契約に変更することはある?
え?
NHKの受信料、24740円請求されてて焦る!!💦
衛星アンテナ立ててないし、ケーブルテレビも入れてないのに、勝手に衛星契約になっちゃうの…? pic.twitter.com/xwZvpZ9SEg— さりー@教育関係 (@majokko_sary) April 23, 2021
NHKが勝手に衛星契約に変更する(された)ケースを調べたら出るわ出るわ…
契約者側が申請をしてNHKbsの契約をするのが普通だと思っていましたが、勝手にNHKbsと契約されるなんてあり得ない話ですよね。
そのキッカケになるのは以下のケースが多いようです。
- 新規契約時
- 引っ越し等、住所変更の手続き時
- 契約者の登録情報の変更時
特にクレジットカードでの引き落としになっている方は一度確認した方がいい
かも、ですね。
NHKbs見れるけど地上波契約のみは違法になる?
あ、
衛星放送が受信できる人は衛星契約を『しなければならない』の…。
1225円じゃなくて2015円じゃん…。
NHKさぁ…。 pic.twitter.com/WQvHrSABnV
— Henry (@HighWiz) August 29, 2023
NHKの質問集に「衛星放送(BS)を見ていないが、衛星契約は必要か?」
を見ると「NHKの衛星放送が受信可能な受信設備を設置されていれば、衛星契約が必要となります」と明記されています。
NHKbsが見れる環境下ならば、衛星契約をする義務が発生してしまうのでNHKの地上波契約だけだと残念ながら違法となってしまうようです。
NHKの衛星契約が必要なケースは?
NHKから自宅にはついていない衛星放送受信契約書が届きました。これは警察に被害届を出してもいいですよね。#NHK受信料詐欺#NHK架空請求 pic.twitter.com/pA24K7gDlE
— 猫島君夫 (@Kimio_Necozima) November 20, 2018
知らず知らずのうちにNHKbsが見れるようになっていて、ある日突然契約書が届いて…ということもあるかもしれないので、NHKの衛星契約が必要になるケースを具体的に説明していきます。
まず基本的なNHKbsの視聴方法は次の通りです。
- パラボラアンテナを設置、BS・CSが受信できるテレビやレコーダーを使う
- ケーブルテレビで見る
- ひかりTVで見る
いずれかの環境が整っている場合はNHKと衛星契約が必要
になります。
一戸建てで衛星契約が必要なケース
- BS・CSを見れるテレビやレコーダーがある
- パラボラアンテナが屋根の上や2階のベランダなどに設置してBS・CSが受信できる状態
- ひかりTVやケーブルテレビと契約している場合
これらに当てはまる場合はNHKbsが見れるので、地上波契約だけでなく衛星契約が必要になるケースに該当
します。
マンションで衛星契約が必要なケース
- BS・CSを見れるテレビやレコーダーがある
- パラボラアンテナが屋上に設置してあり、BS・CSが受信できる状態
- マンションが全世帯向けにケーブルテレビのサービスを提供している場合
- 個人でケーブルテレビやひかりTVを契約している場合
マンションの場合、共同アンテナにパラボラアンテナが設置されておりアンテナが来ていたりするので、テレビにBS・CSが映る場合は衛星契約をする必要があります
。
またケーブルテレビやひかりTVなどのサービスが付いているマンションの場合もBS・CSが見れるのでこの場合も衛星契約が必要になります。
NHKの地上波契約のみでOKなケースは?
基本的なことですが「NHKbsを見ていないから契約しなくても良い」は通用しません
。
「NHKbsが見れない状態」であることが必要なのです。
- テレビがBS・CS放送に非対応であること
- パラボラアンテナの非設置(”故障していて見れない”も可)
- ケーブルテレビ・ひかりTVと契約していない
これらいずれかの条件をクリアしていれば衛星契約の必要はありません
し、もしもNHKの料金徴収員から「実際にテレビを見せてください」と言われても拒否出来るので口頭ベースで説明してもOKです。
NHKの契約ハガキは無視してもいい?
NHKから届く契約ハガキについては無視しても大丈夫
です。
再度ハガキが送られて来ることがあっても無視して大丈夫です。
そのうちNHKから料金徴収員がやって来ることがありますが、NHKbsを見ることが出来ない状態であるなら衛星契約は必要ないのです。
逆を言えば、NHKbsを見れる状態でハガキを無視し続けると遡って請求されることもあるので注意してくださいね。
NHKbs見れるけど地上波契約のみ!見たらバレるし遡って請求も?まとめ
さて、NHKbs見れるけど地上波契約のみ!見たらバレるし遡って請求も?についてまとめました。
- NHKbsを見るだけなら、NHKにバレることはない
- NHKbsが見れるのではないかと疑われることはあるが、BS・CSが見れない状態であれば衛星契約をする必要はない
- NHKbsが見れるのに未契約が続いていると遡って請求されることもある(消滅時効は5年)
- 勝手にNHK衛星契約されていたケースもあるので、現在の契約形態は確認した方が良い
- NHKbsが見れるなら衛星契約は必要
- NHKから届く衛星契約ハガキは無視して大丈夫
いかがでしたでしょうか。
正しく理解してNHKに正規の料金を払う一助になれば幸いです。