膿栓のためしてガッテンでの取り方を解説!臭い玉が簡単に取れる! | 毎日がエブリデイ!

膿栓のためしてガッテンでの取り方を解説!臭い玉が簡単に取れる!

膿栓のためしてガッテンでの取り方を解説!臭い玉が簡単に取れる! 生活の知恵
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膿栓って知っていますか?

のどの奥にできる小さな白い塊です。

何かの拍子に取れて、潰してみるととても臭い!

そのため、「臭い玉」とも言われています。

 

そんな膿栓の取り方が2014年にNHK「ためしてガッテン」でも放送されていたのです。

「ためしてガッテン」ではどんな取り方が紹介されていたのしょうか?

それ以外にも膿栓が簡単に取れる方法を調べてみました。

そのほかにも、膿栓ができる原因やその予防法も紹介していきます。

 

膿栓(臭い玉)はなぜできるのか?

膿栓とは、のどちんこの両側にある扁桃にぽつぽつと開いた穴にできる小さな白い塊のことです。

ある日口の中からぽろっと出てきて、なんだ?とつぶしてみると、とてつもなく臭いニオイがした…という経験がある人もいるのではないでしょうか?

その臭さから「臭い玉(においだま・くさいたま)」などと呼ばれることもあります。

 

なぜこのような臭い膿栓ができるのでしょうか?

膿栓は、のどの奥にある扁桃腺の小さなくぼみ「陰窩(いんか)」というところにできます。

このくぼみは小さな穴状になっていて、体内に細菌やウイルスが入ってきたときには、この穴に取り込んでやっつけるのです。

 

つまり、体の中の免疫細胞が口から入ってきた細菌やウイルスと戦った証拠でもあるのです。

そのときに倒した細菌やウイルスの死骸、食べ物のカスなどがたまってできたものが膿栓です。

 

膿栓(臭い玉)ができる原因

膿栓ができる原因は、のどの奥にある扁桃線で、口の中に入ってきた細菌やウイルスが免疫細胞と戦い、倒された死骸の塊が扁桃腺の穴をふさいでしまうからです。

一つの膿栓は、ためしてガッテン内ではウイルス2億個の死骸の塊と紹介されていました。

 

それだけの細菌やウイルスと戦い、体の中への侵入を防いだ結果が、あの臭い膿栓を作ってしまうのです。

死骸が多く含まれるため、臭くなっているともいわれています。

また、食べ物のカスが溜まってしまうのも原因の一つです。

「ウイルスの死骸」なんていうと、体内に悪影響が出るのではないかと心配になる人もいるかもしれません。

しかし、本来知らない間に飲み物と一緒に飲みこんでしまったり、咳やくしゃみとともに体内にでてしまったりするものです。

 

そのため、特に膿栓ができたからと言って、何かしないといけないわけではありませんので、心配はいりません。

ただ、口臭の原因になることを考えると、一刻でも早く見つけたら取り除いてしまいたくなる気持ちはよくわかります。

 

膿栓(臭い玉)ができやすい人の特徴

膿栓ができやすい人には、のどが弱い人のどに慢性的な炎症がある人口呼吸をしている人ドライマウスの人などが挙げられます。

 

のどが弱い人やのどに慢性的な炎症がある人は扁桃腺で免疫細胞が人よりもたくさん活発に働くことになります。

それだけ細菌やウイルスなどと戦う機会が増え、その分戦った後の副産物である死骸がたくさん出ることになります。

この死骸の塊が膿栓のため、膿栓がたくさんできやすくなるのです。

 

また、鼻呼吸ではなく口呼吸の人も膿栓は溜まりやすくなります。

なぜなら、鼻呼吸の場合、鼻毛や鼻水がフィルターとなり、細菌やウイルスの侵入をふせいでくれますが、口呼吸の場合には、そのフィルターにあたるものがありません

 

そのため、直接のどに細菌やウイルスが侵入してくるため、扁桃線のくぼみで取り入れて退治する必要が出てくるのです。

その分、膿栓はできやすくなります。

ドライマウスの人も膿栓ができやすい特徴の人です。

ドライマウスとは、唾液の分泌量が減り、口の中が乾いた状態になる症状です。

唾液には、自浄作用があり、常に口の中の細菌を洗い流してくれています。

 

その働きが低下することにより、口の中に細菌が増えやすくなり、免疫細胞と最近の戦いが増え、膿栓ができやすくなるのです。

また、喫煙者も注意が必要です。

喫煙することで、口の中が乾いた状態になるため、ドライマウスの人と同じ状態になります。

 

膿栓(臭い玉)の取り方を解説!

潰したら不快なにおいを発する膿栓。

口臭予防のためにも見つけたら自分で取ってしまいたいという人は多いようです。

 

放っておいても、膿栓は飲みものと一緒に飲みこんでしまったり、くしゃみや咳で自然と体の外に出ていってしまったりするので問題はありません。

ですが、それでも「待てない!」「見つけたからには自分でなんとかしてしまいたい!」という人のために、取り方を解説していきます。

 

膿栓(臭い玉)の取り方①ためしてガッテンの方法とは?

2014年に「ためしてガッテン」で膿栓をテーマに放送された回がありました。

2023年現在、「ためしてガッテン」は「ガッテン」という番組にリニューアルされており、当時の膿栓をテーマに放送された回は過去放送からも見ることができなくなっています。

ガッテン公式サイト

そこでは、膿栓の取り方がメインではなく、どちらかというと「膿栓がたくさんできるときには実は隠れた病気があるかも…」という内容でした。

 

この番組の中で、膿栓を取る方法も少しですが、触れられました。

そこで紹介され一番おすすめされていたのが「耳鼻科でとってもらう」というもの。

耳鼻科では、特別な器具を使って、または、きれいに洗浄してくれるという方法で膿栓を取ってくれます。

 

自分で取るわけではないのですが、安全な方法だと言えます。

特に膿栓ができやすい人は、ためしてガッテンの中でもいろいろ紹介されていましたが、腎臓病や心臓病、関節炎や失明してしまう危険もある目の病気など、ほっとくと怖い病気が隠れているかもしれないので、相談してみると安心できます。

 

自分でできるものとしては、「うがい薬を使ってうがいをする」でした。

最初から膿栓ができないように「扁桃腺を取り除く手術を行う」などもありましたが、膿栓のためだけに扁桃腺をとってしまうと、扁桃腺がないことのデメリットのほうが大きいかもしれません。

 

膿栓(臭い玉)の取り方②うがい

膿栓の取り方で一番お手軽で簡単にできるのが「うがい」です。

これはためしてガッテン内でもすすめられていた方法です。

うがい薬や、温かい水に少量の塩を混ぜて塩水にしてからうがいをするのがいいでしょう。

うがいをすることで、膿栓が柔らかくなり、自然と取れやすくなります。

 

やり方は、口を大きく開けて「あー」「ガラガラガラ」など、のどの奥で声を出すようにしながらうがいをします。

そうすると、のどが震え、扁桃腺のくぼみにつまっていた膿栓がポロっと取れるのです。

うがいをすることで、口の中が清潔に保たれ、細菌やウイルスの侵入を予防する意味でもぜひ試してみたい方法です。

 

しかし、安全で手軽にできる反面、膿栓が柔らかくならずに硬いままだと取れにくく、効果が実感しづらいこともあります。

あまり繰り返しやりすぎると、のどの粘膜を傷つけてしまう恐れもありますから、ほどほどにしましょう。

 

膿栓(臭い玉)の取り方③綿棒

口を大きく開けて、のどの両側にある扁桃線に白いものが見える場合には、「綿棒を使って取る」という方法もあります。

やり方は、目視できる膿栓の少し下あたりを、綿棒で軽く押してやります。

そうすると、膿栓がポロっと出てきます。

 

ただ、この方法はとてもリスクが高い方法でもあるので、あまりお勧めはできません

のどや扁桃腺のあたりはとてもデリケートな場所なので、すぐ傷ついてしまいます。

傷がつくとそこから細菌などが入り込んでしまい、さまざまな病気や炎症を引き起こしてしまいます。

 

また、膿栓を取るどころか膿栓ができやすい環境を作ってしまうことになります。

ですので、決して強い力を加えることなく優しくつつくようにして取るようにしましょう。

 

膿栓(臭い玉)の取り方④スポイト

膿栓を取る方法として「スポイトを使う」というものがあります。

100円ショップなどのコスメコーナーでも手に入る注射器型のスポイトや、膿栓を取るために作られたスポイトなどがありますが、それらを使って取る方法です。

簡単に言いますと、口を開けて見えている膿栓にスポイトから水を噴射させ、水圧で膿栓を取ってしまおうという方法ですね。

スポイトの代わりにシャワーを使う人もいるようですが、水圧が強すぎて「オエッ」ってなってしまう…という声も聞かれました。

その点、スポイトならピンポイントで膿栓に当てることができますから、えづく心配が少し少なくなります。

鏡を見ながらの操作になるため、慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、コツをつかむと簡単にできます。

 

ただ水圧には気をつけないと、のどの粘膜を傷つけてしまいますので、その点は注意が必要です。

 

膿栓(臭い玉)の取り方でNGな方法

膿栓の取り方でNGな方法は、のどの粘膜、扁桃腺の周りを傷つけてしまう危険がある方法です。

今回紹介した中では、「綿棒を使う」が該当します。

のどの粘膜や扁桃腺の周りを傷つけてしまうと、熱が出たり、風邪をひきやすくなったりします。

 

膿栓は免疫細胞が細菌やウイルスと戦って、細菌やウイルスをやっつけている証拠。

熱が出やすくなったり、風邪をひきやすくしたりするのは本末転倒です。

 

膿栓(臭い玉)は自然に取れるまで放置してOK?

膿栓は、細菌やウイルスの死骸や食べ物のカスからできているものです。

死骸なんて言うと、「そんなものが口の中にあるなんて…。それを飲みこむなんてもってのほかですぐにでも取り除いてしまいたい!」と思う人も多いでしょう。

しかし、膿栓自体は塊となった時点で無害化していて、飲みこんでしまっても体に害はありません

むしろ、自然に取れるまで放置しておくほうが、のどや扁桃腺を傷つける恐れがなく、最も安全とも言えます

日々の飲食で、または咳やくしゃみなどで取れることがほとんどなので、特に気にすることなく過ごしていきましょう。

 

膿栓(臭い玉)ができるのを予防する方法

膿栓を見つけると不快な気分になってしまう…。

それなら、膿栓ができるのを予防する方法を探っていきましょう。

 

膿栓ができないようにするためには、口の中の環境を整えてあげることがおすすめです。

具体的に言うと、口の中が乾燥しやすい状態だと膿栓ができやすくなるため、唾液がしっかり出るようにすることです。

食事をする時にしっかりと食べ物を噛むことでも、唾液が分泌されやすくなります。

 

また、唾液腺のマッサージも効果的です。

唾液腺は大きく3つあり、「顎のとがった部分の裏側のくぼんだ部分」「両耳の前あたり」「左右のフェイスライン」にあります。

これらの場所をゆっくりと押しながら刺激を与えてやることで、唾液が分泌されやすくなります。

唾液には殺菌・抗菌作用がありますので、口の中の細菌を減らしてくれます。

細菌やウイルスが減ることで、膿栓もできにくくなります。

 

口の中が乾いた状態、ドライマウスの状態だと、細菌は増えやすくなります。

ですので、呼吸の人は意識して鼻呼吸に変えていきましょう

最初は難しく感じるかもしれませんが、頑張ってみるだけの価値はあるはずです。

定期的に歯医者さんでクリーニングを受けるのも校内環境を改善され、膿栓ができるのを予防する一つの方法になります。

特に膿栓ができやすい人は、専門家の力を借りるのは有効的だと言えるでしょう。

 

『膿栓のためしてガッテンでの取り方を解説!臭い玉が簡単に取れる!』についてのまとめ

さて、今回は『膿栓のためしてガッテンでの取り方を解説!臭い玉が簡単に取れる!』についてまとめてみました。

    • 膿栓は、細菌やウイルスの死骸や食べ物のカスなどの塊である。
    • 膿栓ができやすい人は、のどが弱い人、のどに慢性的な炎症がある人、口呼吸をしている人、ドライマウスの人、喫煙者などが挙げられる。
    • ためしてガッテンで一番おすすめされた膿栓の取り方は「耳鼻科でとってもらう」だった。
    • うがいや、綿棒を使っての取り方、スポイトで取る取り方もある。
    • 膿栓は体に害があるものではない。
    • 膿栓の予防は、口内環境を整えること。

 

いかがでしたか?

ためしてガッテンで紹介された「耳鼻科でとってもらう」が一番安全で簡単な方法ですが、放置していても何も問題ないこともわかりました。

自分で何とかしようと必要以上に思わず、自然に取れるのを待つのが一番よさそうです。

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